獣医になってしまったブログ

獣医になってしまったブログ。あと他にも好きなこと書きます。

〔犬〕暑い夏に迫る危険と対策と予防!

今年も暑いですね!

 

そんな暑い夏場、

ワンちゃんの身に迫る危険はたくさんあります。

 

そこで、ワンちゃんの健康を守るために夏は何に気をつければいいか振り返ってみましょう。

 

 

熱中症

私たち人間も熱中症に気をつけなければなりませんが、犬も熱中症にはなります。

そして、犬は意外と熱中症になりやすいです。

原因として、

  • 体毛に覆われていること
  • 体が小さいので気温変化の影響を受けやすい
  • 地面からの距離が近い

ことが挙げられます。

体温が高く、ぜえぜえしていたり、食欲が落ちているときは熱中症かもしれません。

 

熱中症のリスクを減らすためにも

  • クーラーをつけてあげる
  • 長時間の散歩を避ける
  • 涼しい時間帯に散歩する

ようにしましょう。

扇風機だと効果は薄いかもしれません。

体全体を冷やせるわけではないので。

 

散歩つながりですが、

肉球の状態にも注意してください。

アスファルトの上を歩くと、火傷する可能性があります。

 

食中毒

ワンちゃんが食べるものにも要注意です。

夏場は食べ物が痛みやすくなります。

野山で飲む水にも危険はあります。

いわゆる食あたりになってしまうんですね。

食あたりになってしまうと、下痢をするだけでなく、

膵臓肝臓にもダメージを負ってしまう可能性もあります。

 

フードの管理をしっかりするとともに、

生ゴミをあさらないようにして、

道端の草や水を食べさせないようにしましょう。

 

ダニやノミ、フィラリアといった寄生虫

夏場になるとたくさんの寄生虫たちが元気になります。

よくあるのがダニノミです。

そのまま放置してしまうと、

寄生虫性の貧血アレルギー性皮膚炎になる可能性があります。

スポットタイプの薬剤ならどこでも買えますね。

1ヶ月おきに使用するタイプが多いです。

ノミダニ対策は忘れずにしておきましょう。

 

そして寄生虫の中でも恐ろしいのがフィラリアです。

フィラリアを媒介することで感染します。

フィラリアにかかると

心臓に近い肺につながる血管が

フィラリアの虫体で一杯になってしまいます。

線状のニョロニョロしたやつがです。

想像しただけで嫌ですよね・・・。

 

夏は蚊がたくさんいます。

そしてこれも、注射タイプ以外は1カ月おきに薬を飲むことがほとんどです。

フィラリア対策も忘れずに動物病院でしっかり行いましょう。

 

野山のハチやマムシ

犬を連れて山登りを楽しむ方も多いでしょう。

しかし、山で人間に危険なものは犬にも危険です。

ハチマムシです。

人間であれば長袖長ズボンで防御できます。

ワンちゃんは無理ですよね。

それに、ワンちゃんのテンションが上がってむやみやたらに色々なものに触りますので、その中にこのハチやマムシがいたら必ずやられます。

 

もし刺されたり噛まれたりしたときはすぐに動物病院に駆け込みましょう。

対処が速いほど助かる可能性は高くなります。

  • 山ではリードをしっかりつける
  • 音を立ててマムシをよりつかなくさせる

ことが重要でしょう。

 

 シャンプーに潜む危険

暑いからといって、気持ちよくさせようと思い、

シャンプーをするときにも危険はあります。

 

くれぐれも洗った後はちゃんと乾かしましょう。

 

とくには湿っていませんか。

 

梅雨の時期に湿気が多いせいで、

耳の常在菌が異常に繁殖して外耳炎になってしまうケースはよくあるのです。

 

これと同じことを起こしてしまいます。

そもそも体表から汗を掻くわけではないので、

水でぬらさなくてもクーラーで十分気持ちよくなれるはずです。

 

シャンプーはそこそこにしても大丈夫です。

 

良い動物病院とは?動物病院の選び方どうする!?

動物病院を選ぶときって、何を重視しているでしょうか。

 

たまたま近くにあったから。

料金が安いから。

評判がいいと聞いているから。

 

いろいろとあるでしょう。

 

しかし、本当にいい動物病院を選べていますか。

そして、いい病院を選ぶことも重要ですが、

自分にあった病院を選ぶことも重要です。

 

では動物病院はどうやって選ぶのがいいのでしょうか。

  

動物病院にも種類がある 

少し動物病院の内情を確認しておきましょう。

動物病院には専門や診れる動物の違いにもこんな違いがあります。

 

  • 予防接種や健康診断を主とする病院
  • 特定の分野だけ二次診療ができる病院
  • 総合的に二次診療ができる病院
  • 大学病院レベル

 

多くの病院が予防接種や健康診断を主とする病院特定の分野だけ二次診療ができる病院だと思います。

総合的に二次診療ができるとなると、かなり大きい病院のはずです。

 

ちなみにこれはどうやって見分けるかというと、HPが一つの手がかりになります。

スタッフ欄のところに、○○認定医取得、○○学会所属など記載があるはずです。

たとえばガンが得意だと腫瘍のことについて記載があるはずです。

何もないと、そういう実績がないのかもしれません。

もちろん書いてないだけの可能性もありますが・・・。

動物病院は広告が厳しく規制されているので、このような経験や資格でしか差別化を図れないのです。

 

ちなみになんで病院にこのような違いができるのでしょうか。

みなさんは、

動物病院の院長は経験豊富な獣医師である

 とおもっていませんか。

経験豊富というのは何かしらの専門医を持っているとか○○科に何年以上勤めたとかそういうことでしょうか。

 

結論から言うと、

獣医であれば誰でも病院は建てれます。

なので極端なことを言うと、

卒業1年目の新人でも病院を建てられるということです。

 

実際に卒業1年目でそんなことをする人は聞いたことはありませんが、

全く違う仕事をしていて、

貯めたお金をもとに開業しました

っていうのは中年以降の人で案外聞く話なんです。

 

なので予防接種だけしかしないような病院はこういうところが多いんですね。

 

良い動物病院とは

動物病院を選んでいくにしても、

良い動物病院の中から選ばなければ話になりません。

では何を持って良いとするかというと、こんなところでしょうか。 

  • 治療の説明がしっかりなされるか。
  • 治療の選択肢を用意してくれるか。
  • 費用の説明をしてくれるか。
  • 明細がしっかりしているか。
  • セカンドオピニオンを受け入れてくれるか。
  • 他の病院を紹介してくれるか。

これを満たした上で病院は選ぶものだと思います。

 

・治療の説明がしっかりなされるか

当たり前です。どのような処置を施すか素人に説明してくれなければ信用できません。

 

治療の選択肢を用意してくれるか

ちょっとした異常があったときも、徹底的に検査してほしいのか、とりあえず薬を投与して様子をみるのか選択肢があります。そういう選択肢を用意してくれるか、もしくは質問したときにしっかりリスク等を説明してくれるかが重要となります。

 

・費用の説明をしてくれるか

治療の選択肢の判断材料として、治療費は重要なファクターです。何も言わずに治療を進められて、高額な出費になると、治っても少しモヤモヤした気持ちになる人もいるはずです。

 

・明細がしっかりしているか

どの治療にどれだけお金がかかっているか知ることができるのは大切です。薬の単価についても書いてあるとなおいいかもしれません。

 

セカンドオピニオンを受け入れてくれるか

セカンドオピニオンを受け入れてくれない病院は何か隠し事でもあるのではないかと疑ってしまいます。

 

・他の病院を紹介してくれるか

どの病院でも分からない病気はあると思います。こういうときに専門のいる他の病院を紹介してくれるかが鍵になります。

これは病気になったときだけでなく、普段の会話からでも判断できます。

病気について質問したときに、

「この病気ならこの病院が得意ですよ」

と言ってくれれば安心ですね。

 

良い動物病院の中で選ぶ

ここから先は飼主の意向の問題です。

 

普段から厳しく健康をチェックしたい人

お金や移動が大変でも二次診療がしっかりできる病院に通えばいいのです。

 

普段はそこまで気を遣わなくてもいいやという人

予防接収とか普段の治療は近くの小さな病院でしてもらい、困ったら紹介してもらえばいいのです。

 

経済面や立地面、どこまでの医療を普段から提供したいかで上記の動物病院を使い分ければいいのです。

 

獣医師との相性も重要です。

 

普段の予防接種のときから飼い方に関する情報がほしい人

おしゃべりなサービス精神溢れるところに行けばいいし、

 

必要なことだけしてほしいのであれば、

説明だけしっかりしてくれるところに行けばいいのです。

 

ただ、トーク力と治療の能力は比例しないことは頭に入れておく必要があります。

トーク力が高いと飼主からの受けはいいですが、病院に都合のいいようにうまく丸めこめられる可能性もあります。

 

自分はこの病気を治してほしかったのか、緩和だけしてほしかったのかといった意見をしっかり持ち、それを伝えることで丸めこめられる可能性は回避できるでしょう。

 

最後に

良い動物病院にいくのは最低条件だと思います。

たくさん動物病院のある時代ですから、きっとまわりにあるはずです。

その中で、自分にあった病院を選びましょう。

 

 

 

 

 

勉強したくなければしなくていい!?やる気なしで勉強する方法

期末試験や受験勉強、

しないといけない勉強は数あれど、

誰もが思うこと、

 

「勉強したくな~い」

 

そう思っているうちに時間は過ぎて行き、

徹夜しないと間に合わない!

そこまで追い込まれてから勉強を始める

なんて辛い思いをして、

「もう徹夜をしないように早めに勉強しないようにしよう」

とか思いながらもまたやってしまう・・・。

 

誰にでもそんな経験ありますよね。

 

だってやる気でないんだもん~

 

そうなんです。やる気なんて出ないんです。

やる気が出て勉強ができたらどんなにいいことでしょう。

 

でも、やる気なんていらないんです

 

というわけで、勉強で困ったときにやる気がなくてもできる方法を厳選してみました。

 

 

とりあえず勉強机に座ってみる

おそらくほとんどの方は全く教材に触れずにだらだらとした時間を過ごしてしまっているはずです。

その結果、まず教材の第一文を読み始めるのは数時間後・・・なんてことに。

 

まずはだまされたと思って勉強机に座ってみましょう。

そして、

最初の問題だけでいいので解いてみましょう。

 

すると、あれよあれよと勉強が進む

なーんてことはよくあるんです。

 

勉強って実は一番最初が辛いんです。

いやだなと思うことは最初が辛いだけで、

やってるときは案外そうでもないんです。

仕事したことある人なら分かるはずです(笑)

 

なので、最初の一歩に全力を注ぎましょう。

 

ネット環境を断絶する

勉強やりたくないな~と思っているうちについつい手が出てしまうのが、

スマホ・パソコンのネットです。

なんとなーくいつも見ているサイトやアプリで遊んでいることはよくあります。

こんなのなければいいんです。

勉強道具だけ持って、図書館や自習室に行きましょう。

他にやることがなければ、しょうがなしにやり始めるはずです。

  

未来の自分を想像する

受験勉強であればその後の学校生活を想像してみましょう。

きっと勉強から開放されて、いい生活があなたを待っているはずです。

でも、それを手に入れるためには今やらなければならないのです。

今やらない人に楽しい未来はやってきません。

 

勉強したくないときはしない!?

勉強したくないときは無理にしない

ていうのもひとつの手です。

その代わり、勉強に関する何かを調べてみましょう。

とは言っても、英単語や語句を調べろと言っているわけではありません。

 

自分の現状を調べてみましょう

例えば、目標にしている志望校があるとします。

まずはネットでその志望校の合格に必要な点数や偏差値を調べて見ましょう。

その次に、過去の自分の点数を見直してみます。

どのくらい足りていないか具体的に知ることができるはずです。

もう少し深く調べて、実際に何をどれくらい勉強する必要があるか考えてみましょう。

勉強しなければいけないことに具体性があると、

取り掛かりやすくなるはずです。

 

年収を調べてもいいかも

年収を調べるのも面白いかもしれません。

この大学に受かれば・・・

この資格が取れれば・・・

勉強すればするほど、基本的には年収があがるはずです。

 

お金が嫌いな人はいません。

お金のためならばと、がんばる人もいるのでは!?

 

 最後に

勉強にやる気はいらない

なんて言いましたが、あったほうがいいのは事実です。

でも、最初から勉強にやる気のある人なんてほとんどいないのです。

 

みんな歯を喰いしめめながらがんばるうちに、

勉強が習慣化され、

目標に向かって努力することの大切さや、

勉強できることのありがたみに気づき、

やる気が出てくるものなのです。

 

なので、最初はやる気なしのスタートです。

やる気がないのでがんばれとは言いません。

ただ、とりあえず取り組んでみましょう。

 

 

 

動物病院はラーメン屋と一緒である。

すみません

獣医のなり方とか他の記事で書いているのですが、

今回はネガティブなことをメインに書きます。

獣医の中でも皆さんがイメージする動物病院の獣医さんのことです。

本当の実情を知ってほしいだけです。

これを見てもなお、それでも獣医になりたいのなら、それだけで才能が十分にあると思います。

もしたまたま勉強がちょっと出来て、軽い気持ちで獣医に入ろうかな~
と思っている方はやめたほうがいいかもしれません。
あなたの頭脳ならばもっといい人生が待っているはずです。

動物病院はラーメン屋と思おう

いつもこう言っているのですが、
動物病院の体制はラーメン屋と思ってくれたらいいです。
(ラーメン屋を蔑んでいるわけではありません)

ラーメン屋って、頑固親父の店長がいますよね。
味に自信を持った店長です。
そのお店は店長の個人経営です。
ラーメン好きのあなたはそこに弟子入りします。
個人経営なので法人化されておらず、フリーターと同じ扱い。
ラーメンの勉強させてやってるんだから、給料こんなもんでいいでしょ?
未熟なんだから休まず精進せい!
必要なワザは自分で盗むスタイル。
数年の修行を経て、自分の店をオープン。

獣医も一緒です。

動物病院には癖のある院長がいます。
技術や話術に自身を持った院長です。
その病院は院長の個人経営です。
動物好きのあなたはそこに就職します。
個人経営なので法人化されておらず、フリーターと同じ扱い。
診療の勉強させてやってるんだから、給料低くていいよね。
動物のためなら休みもいらないね。
必要な技術は自分で勉強していくスタイル。
数年の修行を経て開業。

なので、勤務医で給料の良さをはじめとした待遇のよさを求めるのは期待しないほうがいいです。

とある獣医30歳前後の例。
8時半~23時頃まで勤務。週休1.5日。
手取り23万。ボーナスなし。保険なし。

よくある話です。
6年勉強してこれです。
しかもそれなりの受験戦争して。

開業にはリスクいっぱい

だからみんな開業して自分の病院を持ちます。

家の回りにいっぱいあるでしょう?

しかし、開業するにもお金が数千万円かかります。
勤務医の給料では払えません。
借金です。
これでうまくいけばいいけど、うまくいかない人がいるのも事実。
なんせまわりには動物病院がたくさんありますからね。
借金どうしよう。
そして、うまくいったらいったで休みなんてありません。
自分の体が壊れたときに食いっぱぐれてしまうのです。
獣医を雇えばいいじゃないかと思いますが、みんな開業するという流れが出来ているので、任せられると思った瞬間にはいなくなります。

じゃあネガティブ要素しかないのか

上記の条件だけ見ていたらやる意味なんてなさそうですよね。
私も書いてて辛くなりました・・・。

でもいいことだってあるんです。
それは、
やりがいと夢がある
ということです。

動物好きにとって、ワンコやにゃんこたちを助けられるというのは非常にやりがいを感じることでしょう。
しかも動物は触り放題。
夢もあります。
自分の病院を作ることで、地域の動物たちのために貢献することが出来ます。
経営がうまくいけばそれなりの収入も手に入れられるでしょう。


とは言うものの、体力勝負であるのは事実。
体が持たずに離職する人も多いので、自分の体力が持つ程度にしなきゃいけないんですけどね。

敷地の中に仔猫たちが!どうすればいいの??

家の前で何やら鳴き声が・・・

 

ミィミィミィ・・・・
 
まさかと思い、見てみるとそこには仔猫たちが。
 
うちでは飼うことは難しいんだけどな~
 
と思いながらもそのまま見捨てることも出来ずに、とりあえず保護しようかどうか迷ってしまう。
 
そんな経験があるという方はけっこういらっしゃるのではないでしょうか。
 
実際に猫がいると困ってしまいますよね。
何と言ったって彼らはかわいいですから。
じゃあそんなときにはどうすればいいのでしょうか。
 
家で飼えない、保護してくれるアテがないという前提でお話します。
 

捨て猫でないとき

捨て猫でないときというのは箱や袋に入れられてないときです。
単純に野良猫が子供を産んだという状況ですね。
 
この場合、高確率で親猫が近くにいるので確認しておきましょう。
 
そのまま放置していても、そのうちにどっか行ってしまうとは思います。
 
近くにいると気になるという方は、仔猫のいた場所を少し移動させてみてください。
くれぐれも、親猫が気付きそうな範囲で。
すると、異変を感じた親猫は他の場所に仔猫ごと移動させるはずです。
もとのいた場所を入れなくしたり、様子を変えたりするとより効果的かも知れませんね。
 

捨て猫であるとき

箱や袋に入っていれば捨て猫という扱いです。
周囲に親猫がいる可能性もかなり低いでしょう。
このときに重要なのは、仔猫たちが離乳しているかです。
それは歯が生えているかで判断します。
 

歯が生えている(離乳している)

離乳しているということは、ある程度固い餌を食べることが出来るので、自分たちでご飯を食べることが出来ます。
お腹が空いていれば、餌を求めてどこか行くはずです。
箱から出れないときは出してあげて、近くの車が来ないような安全な場所に離してやりましょう。
 
ここで心配が2つあると思います。
  • 子猫を離して家にいつかないか
  • 離した子猫は死んでしまわないか

 

子猫を離してしまってもいつく可能性は低いはずです。

こちら側からえさをあげない限り、何も利益がないところにずっとはいません。

 

また、死んでしまう可能性について は野良猫ですので何ともいえないのが正直なところです。

しかし、保護するアテのない子が行くところは保健所しかありません。

そこだとほとんど殺処分です。

そうなるよりかは、わずかな可能性にかけてでも、好きに生かせてあげるほうがいいかと思います。

 

歯が生えていないとき(離乳していない)

残念ですが、その子たちを救える術はほとんどないです。
離乳前に捨てられていると自力で生きるのはほぼ不可能です。
保健所に相談するのがいいかもしれません。
とは言っても、保健所で保護するわけではありません。
先ほども言いましたが、ほぼ必ず殺処分です。
残酷に聞こえますが、
誰も飼うことができない、自力で生きられない、
そのような子猫たちを救うことは難しいのです。
 
できることなら、発見した人に保護するアテだけでも見つけてほしいのですが、
たまたまそこにいただけで、発見者に責任はありません。
捨てた人が100パーセント悪いのです
 

中途半端なえさやりだけはしないで

敷地内で猫を見つけたとき、基本的には放置です。
ただ、かわいいからといって餌をあげることだけはやめてください。
すると、猫の栄養状態がよくなり、繁殖して不幸な猫が増えるかもしれません。
責任が持てないなら関わらない、これが鉄則です。 

〔ポケモン〕キミにきめられたくないという話

 

劇場版ポケットモンスターキミにきめた!

が話題になってますね。

 

私も子供のころに初代のゲームとアニメに熱中したので、この作品には非常に興味があって見に行きたいなと思っているのですが、

「キミにきめた」というワードは、

人に置き換えるとなんとなーくいやだなと思いました。

 

サトシ=上司、ポケモン=部下という構図

サトシはポケモンを飼っていて、指示を出すわけです。

対して、ポケモンはサトシに言われたことには基本的に従う、すなわち部下という構図に当てはめてみました。

 

ポケモン(部下)は現場で対応せざるをえない

「キミにきめた」

といわれたら、ポケモンは強制的にその場に出されます。

たとえそれがどんな状況であろうと。

初代のアニメで、タケシのイワークに対してサトシはピカチュウで対抗しています。

岩地面タイプ対電気タイプという最悪の組み合わせにもかかわらず、ピカチュウは出て行かざるを得ないのです。

采配ミスです。

 

自分は商品開発部なのに急にお客様窓口でクレームに対応してこいと言われているようなもんです。

もちろん自分が担当して開発した商品ではございません。

 

これではいい成果など期待できるはずがありません。

しかし、行かなければならないのです。

上司の命令は絶対ですから。

 

ポケモン(部下)は口答えできない

ポケモンは口答えができません。

言葉が話せないからです。

ピカチュウなら「ピカピカ」

フシギダネなら「ダネダネ」と言うのみです。

(しゃべるやつが1匹だけいましたねぇ・・・。)

 

とは言っても意思があるので、片言の泣き声を使って伝えようとしますが、本当に伝わるかは受け取り手次第です。

 

部下も口答えできません。

何か言いたいことは、言葉ではなく日頃の様子や態度でアピールするしかありません。

 

そうです。

少し遅刻する回数が増えてしまったり、

顔がげっそりしていたり、

話をしても上の空のような様子があったりと、

知ってか知らずか起こしてしまうそういうアクションでしか、部下は危険信号を送ることができないのです。

 

トレーナーに陶酔している(社畜である)というパターン

これなら「キミにきめた」と言われると幸せかもしれません。

 

社畜もなんだかんだ言って、自分が必要とされていることに喜びがあるのです。

 

そんなポケモンでもサトシのもとを離れたポケモンはたくさんいます。

ほとんどは自らの意志で出て行きました。

彼らは今どんな暮らしをしているのでしょうか。

 

そして、社畜も 外に広い世界があることを知っているはずです。一時の有能感に捉われずに、自分の本当の居場所を求めるべきです。

 

指名制でなく挙手制にならないのか

キミにきめた方式は采配ミスが起こる可能性が高いです。

サトシが相性良く決めてくれるか分からないし、戦うモチベーションがあがらないという日がポケモンにもあるでしょう。

なのでいきなり

「キミにきめた」

ではなく、

「戦ってくれるポケモンはいませんか」

「私はゼニガメに戦ってもらいたいのですがどうでしょう」

とあれば、ポケモンも対応しやすいのではないでしょうか。 

 

社会でも一緒です。

適材適所に配置されればいいですがそうは行きません。

やりたくないなあと思っている仕事に割り当てられることも日常茶飯事。

なのでできれば割り当てる前に、

「この仕事やってくれる人」

と提案があってもいいはずです。

自分なりに判断して進んでやるかどうか決めれます。

もちろん好きなことだけやっていてはいけないのも事実。

そう分かっていても、自ら踏み切れないとき、

そんなときに上司に背中を押してほしいです。

 

 

結論

というわけで、

「キミにきめた」はできる限り遠慮したい。

公務員獣医師不足問題について物申す

「獣医が足りない」

とはよく言われていることでしたが、最近の一連の報道により注目されることとなりました。

獣医師の数として、

「分野的、地域的な偏在はあるが、総数としては足りている」

というのが国の見解のようです。

 

ここで分野的な偏在と言うのは、小動物臨床すなわち動物病院に勤務・開業する獣医師の数が非常に多く、地方の行政に従事する獣医師が非常に少ないということをあらわしています。

地域的な偏在はそのままですね。都市部に多く、農村部に少ない。

 

現に、地方公務員獣医師の募集に対して、定員割れしている自治体がほとんどです。

二次募集や随時募集、待遇の改善といった取り組みをして獣医師募集を促していますが、なかなか集まらないのが現状です。

 

ここで問題になるのが、

新たに獣医学部を設立すれば公務員獣医師は増えるのか

ということです。

地方に開設すればその地方の獣医師は増えるだろうという考えのようですが、

獣医学科の背景を捉え切れてないことが伺えます。

 

医科大学の現状を分かっていない

まずそもそも、全国に獣学科のある大学は全部で16校しかありません。

対して、獣医学科に入りたいと願う学生は多く、非常に人気のある学科であることは各大学の倍率からも明らかです。

そのように人気があってなお学校がわずかしかないのですから、地元出身の人たちだけで構成されるわけがありません。国立だろうと私立だろうと、ほとんどは県外出身者で構成されているはずです。

ゆえに、卒業後もその地域でしかも、そこの行政に入ろうなんて思う人がたくさんいるわけありません。行政に入るのなら永住を考えるので、地元で就職しようと思うのが普通のはずです。

 

公務員獣医師の待遇改善を求める声もあるが・・・

ではどうしたら公務員獣医師が増えるのか?

様々な議論が展開されていますが、

動物病院との格差是正のために、公務員獣医師の待遇改善をするべきだ

と述べている政治家がいますが、

正直これもズレていると思います。

公務員獣医師の待遇改善には賛成なのですが、動物病院との格差という点に疑問を持つのです。

 

というのも、動物病院の待遇なんて全く良くないからです。

動物病院の獣医師にどういうイメージを持たれているか分かりませんが、

安月給であることがほとんどです。

年収で考えれば公務員より低いことは全く珍しいことではありません。

開業して大きな利益をあげられる獣医師も決して多くはありません。

開業すれば借金を背負いますし、成功する保証はありません。人生のこの先自分に何があっても休まずに働き続けなければならないのです。

 

そう考えると、むしろ待遇は公務員のほうがいいかもしれません。なんといったって公務員なのですから。(相対的に述べているのであって、公務員獣医師の待遇が絶対的に良いわけではない)

 

公務員獣医師が少ないのは・・・

ではなぜ公務員が少なくなってしまうのか。

それはイメージの差だと思います。

獣医科に入る学生はまず間違いなく、動物病院の獣医師を想像して入ってきます。

そうなると、動物病院に就職するのは必然だと思います。

みんなもとからの夢とやりがいを求めて動物病院に行っているわけです。

6年の過程の中で気持ちが変わる者もいますが少数派です。

なので、

・入学までに獣医のイメージを変える

・入学後に公務員獣医師をより知ってもらう

ことが必要と考えます。

 

・入学までに獣医のイメージを変える

世間では獣医といえば動物病院というイメージしかありません。

獣医師が話題になった今こそ、公務員獣医師のことを知ってもらう機会だと思います。もっとPRすべきです。特に高校や中学校といった学生を相手に仕事を知ってもらう必要があるはずです。

 

・入学後に公務員獣医師をより知ってもらう

というのも、獣学科の学生でさえ公務員獣医師が何をしているのかというのを知らない学生が多いのです。もっと知ってもらえば、公務員を志望する獣医学生も増えるはずです。

公務員獣医師に必須な教科をよりおおく勉強させるようにするためのカリキュラムの見直し、現場実習の必須化など改善の余地はまだあるのではないでしょうか。