獣医になってしまったブログ

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公務員獣医師とは!?どんな仕事をしているの?

獣医師といえば、

 

動物病院で犬や猫の健康を守る

 

というイメージですよね?

 

しかし、獣医師の活躍の場は病院だけではありません。

 

県や市、国の職員

すなわち公務員獣医師として活躍されている方がいらっしゃいます。

 

 

あまり広く認知されているものではないでしょう。

 

なので今回は公務員獣医師についてご紹介したいと思います。

 

 

 

そもそも公務員獣医師は少数派ではない

 

あまり知られていないっていうことは、

ほとんどが病院勤務であって、

公務員はきわめて少数の人がなるんじゃないの?

 

と思いそうですが、そんなことはありません。

 

農水省の発表によると、

世に出て届け出のあった獣医師4万人あまりのうち、

1万人ほどが公務員として従事されています。

 

なので主要な進路であることが分かります。

 

衛生分野

保健所

食品

飲食店を出すにも保健所の許認可が必要となります。その審査をするには食品衛生監視員という資格が必要になるのですが、獣医師になると勝手についてきます。食品を提供する現場の管理を行って、健康を守ります。

もちろん、食中毒が出た場合も原因究明のために尽力します。 

 

生活衛生

いわゆる営業とよばれるもの。営業といっても飛び込み営業の営業ではありません。

営業には、理容院、美容院、公衆浴場、クリーニング店、興行場、旅館が含まれます。

それらの許認可を行います。

獣医関係なさそう・・・・

と思いますが、これらの業種は衛生的に管理する必要があるので、衛生管理のプロである獣医が従事することができるのです。

 

獣疫

獣疫と言うと、いわゆる犬猫に関わる業務です。野良犬を捕まえたり、狂犬病予防を奨励したり、野良猫問題の解決に努めます。

食肉衛生検査所

食肉衛生検査所というと、牛や豚をと畜して、検査していく場所です。

私たちが普段食べているお肉はこちらで衛生検査をしてくださいます。

 

畜産分野

家畜保健衛生所

家畜に関する感染所を制御することが主な仕事です。

 

口蹄疫鳥インフルエンザが発生したときに、

白い防護服を人たちが作業しているのをニュースで見たことはないでしょうか。

 

あれです。

 

とはいっても、病気が蔓延したときにだけ活動するわけではありません。

主に農家を相手に、病気が広がらないような指導や検査の奨励を行います。

 

 

他にもまだまだいっぱい 

実は今あげた物は、公務員獣医師の主要な勤務先でしかありませんので、網羅しているわけではありません。

 

ほかにも、薬局の営業に関わることや、公害対策、廃棄物処理、または省庁で法律をつくる仕事に携わるかたもいます。

 

政治的な問題も絡み、注目されることの多くなった獣医ですが、

無計画に獣医学科をつくるより前にまず、

 

動物病院だけでなく、このような多様な仕事をこなしているということを

もっと多くの人に知ってもらう必要があるのではないかと感じます。