獣医になってしまったブログ

獣医になってしまったブログ。あと他にも好きなこと書きます。

〔犬〕暑い夏に迫る危険と対策と予防!

今年も暑いですね!

 

そんな暑い夏場、

ワンちゃんの身に迫る危険はたくさんあります。

 

そこで、ワンちゃんの健康を守るために夏は何に気をつければいいか振り返ってみましょう。

 

 

熱中症

私たち人間も熱中症に気をつけなければなりませんが、犬も熱中症にはなります。

そして、犬は意外と熱中症になりやすいです。

原因として、

  • 体毛に覆われていること
  • 体が小さいので気温変化の影響を受けやすい
  • 地面からの距離が近い

ことが挙げられます。

体温が高く、ぜえぜえしていたり、食欲が落ちているときは熱中症かもしれません。

 

熱中症のリスクを減らすためにも

  • クーラーをつけてあげる
  • 長時間の散歩を避ける
  • 涼しい時間帯に散歩する

ようにしましょう。

扇風機だと効果は薄いかもしれません。

体全体を冷やせるわけではないので。

 

散歩つながりですが、

肉球の状態にも注意してください。

アスファルトの上を歩くと、火傷する可能性があります。

 

食中毒

ワンちゃんが食べるものにも要注意です。

夏場は食べ物が痛みやすくなります。

野山で飲む水にも危険はあります。

いわゆる食あたりになってしまうんですね。

食あたりになってしまうと、下痢をするだけでなく、

膵臓肝臓にもダメージを負ってしまう可能性もあります。

 

フードの管理をしっかりするとともに、

生ゴミをあさらないようにして、

道端の草や水を食べさせないようにしましょう。

 

ダニやノミ、フィラリアといった寄生虫

夏場になるとたくさんの寄生虫たちが元気になります。

よくあるのがダニノミです。

そのまま放置してしまうと、

寄生虫性の貧血アレルギー性皮膚炎になる可能性があります。

スポットタイプの薬剤ならどこでも買えますね。

1ヶ月おきに使用するタイプが多いです。

ノミダニ対策は忘れずにしておきましょう。

 

そして寄生虫の中でも恐ろしいのがフィラリアです。

フィラリアを媒介することで感染します。

フィラリアにかかると

心臓に近い肺につながる血管が

フィラリアの虫体で一杯になってしまいます。

線状のニョロニョロしたやつがです。

想像しただけで嫌ですよね・・・。

 

夏は蚊がたくさんいます。

そしてこれも、注射タイプ以外は1カ月おきに薬を飲むことがほとんどです。

フィラリア対策も忘れずに動物病院でしっかり行いましょう。

 

野山のハチやマムシ

犬を連れて山登りを楽しむ方も多いでしょう。

しかし、山で人間に危険なものは犬にも危険です。

ハチマムシです。

人間であれば長袖長ズボンで防御できます。

ワンちゃんは無理ですよね。

それに、ワンちゃんのテンションが上がってむやみやたらに色々なものに触りますので、その中にこのハチやマムシがいたら必ずやられます。

 

もし刺されたり噛まれたりしたときはすぐに動物病院に駆け込みましょう。

対処が速いほど助かる可能性は高くなります。

  • 山ではリードをしっかりつける
  • 音を立ててマムシをよりつかなくさせる

ことが重要でしょう。

 

 シャンプーに潜む危険

暑いからといって、気持ちよくさせようと思い、

シャンプーをするときにも危険はあります。

 

くれぐれも洗った後はちゃんと乾かしましょう。

 

とくには湿っていませんか。

 

梅雨の時期に湿気が多いせいで、

耳の常在菌が異常に繁殖して外耳炎になってしまうケースはよくあるのです。

 

これと同じことを起こしてしまいます。

そもそも体表から汗を掻くわけではないので、

水でぬらさなくてもクーラーで十分気持ちよくなれるはずです。

 

シャンプーはそこそこにしても大丈夫です。